どうもこのシリーズ、出来不出来が激しいようです。
 今回のスーパーコニーは先行する大手二社の製品があるだけに、厳しい展開が予想されていたのですが、なかなかどうして上手くまとまったモノを出してきました。

 チョイスされた塗装は、よりによってACと同じイベリアのデリバリー塗装でレジまで同じEC-AMP。
 ところが細かなところでまたしても考証ミスがあり、あちこち間違っています。
 ストライプの機首部分、主翼上面、ロゴの欠如、などなど…。
 古い機体で資料が乏しいのは判りますが、もう少しなんとかならないものかと思います。

 今回は窓枠表現に挑戦しており、その点評価したいのですが、やはり予算的、技術的限界か?枠が太く悪目立ちしています。
 片やコクピット窓は雰囲気だしていますが、ややサイズが小さいように思えます。

 今回の「こだわり」はアンテナの表現と窓枠なのでしょうか?

 と、文句ばかり書き並べてますが、今回もスタイリングは良いです。
 機首周りは秀逸といっても良いかもしれません。
 他のコーナーでも触れていますが、コニーの微妙なラインを再現するのはかなり骨の折れる仕事だと思うのですが、そのデリケートなラインゆえに見る人によっても印象の捉えどころが異なると思われます。
 それゆえ万人が納得出来るフォルムを醸し出すのは骨の折れることだと思いますが、これは果たしてどうでしょうか?
 特にレドームからコクピットに掛けてのラインが肝だと思うのですが、「斜め上から見た場合」、DWはややダルで、ACはスリム、デルプラドはパッと見た感じフォルムは実機のそれっぽく思えます。
 ただコクピット窓のサイズがやや小さく印象を損ねていますが…。

 アンテナ類はアクセントとして目を引きますが、上部の2本は無くても良いように個人的には思います。
 ノーズギア・カバーは横から見る限りではいい味出しているのですが、見下ろすと思いっきり胴体からはみ出しているのでちょっと興醒めです。
 パーツ割りに苦心しているのは理解出来るのですが…。

 胴体のラインも概ね良い感じで、翼との接合部分もいつもながらスパッと綺麗にはまっています。
 
 主翼はやや上半角がきついかな?と感じますが、概ね良好な表現で筋彫りもシンプルな仕上がりで好印象でしょう。
 エンジン関係は一応プロペラが回転式になっていますが、軽さがまちまちなので風を少し送った程度では回るものと回らないものがあります。
 エンジンの排気管も何となく表現してありますが、パッと見なにか判らないので無くても良かったのでは?まあ一応「こだわり」部分なのかなと?!

 ギアはちょっと安普請ですが、まあ仕方ないかな?という程度です。

 さて今回はいつもの書店に行く時間が無く、通りすがりの店で一個しかなかったものを購入したのですが、ハズレでした(苦笑)。
 胴体に結構目立つ傷があり、その他接着剤汚れなど複数ありということで、毎度ながらパーフェクトな個体には巡り会えません。
 今回は選んでないので尚更ですが…。
 
 ACと比べて見ましょう。
 塗装や細かなレタリングの違いが判ると思います。
 主翼の接合部はデルプラドの方が目立たなくて良いです。
 エンジンもスケールが大きい分デルプラドの方が作り込んであるように感じますが、ギアパーツではACに一日の長があります。
 デルプラドのノーズギアはDWのそれとよく似ていますが、尻餅を付かないのは立派?です。
 地上姿勢が両者異なりますが、どちらかというとACの方がしっくり来るように思います。
 ノーズからのラインは好みの分かれるところだと思います。
 これで塗装の考証が正確であれば良いのですが・・・。
No.7 L-1049G スーパーコンステレーション
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