その3:AeroClassicsのDC-3を検証する? (2003.11.12)

 暫く時間が経ってしまったのだが、ACのDC-3を検証してみよう。
 結構唐突な登場だったが、元来クラシックな機体を送り出して来たACゆえ、その仕上りはどんなものか、いつもの通り?ジックリ見ていこうと思う。
 現在のタンポ印刷仕様になる前ACからは多くのプロップ機がリリースされていたが、このDC-3がタンポ印刷化初のプロップ機となる。
 ジェット機と構造が異なるので、どちらかというとタンポ以前のACっぽい雰囲気を持っている。
 塗装再現は勿論シャープだが、機体のフォルム自体の仕上がりは果たしてどうだろうか?

 ちょっと実機を見てみよう。例えば…
http://www.airliners.net/open.file/449659/M/
 比べてみるとやや胴体に違和感があるのがお解かり頂けるだろうか?
 まずコクピット・ウィンドウはもう少し立っているように見える。
 そして胴体も、もっと直線的な印象だと思うのだがどうだろう?

 下の正面よりから見たショットではそのコクピットの納まり具合がよく判る…。何やら違和感が…。
 エンジン周り、ギア周りなどは良い感じに仕上がっていると思う。
 主翼前縁のライトは印刷による表現だ。
 上面から見てみると、胴体が全体的に微かな曲線を描いており、直線部分が皆無になっている。
 実機では主翼上部辺りは直線になっているはずだ。

 この角度から見てもやはりコクピット周辺の造作には違和感を覚える。

 主翼の仕上げはテカテカなクリアコート仕上げとも言うべき仕様でAC独特というわけではないがACでは割りと多用されている。
 フラップなどの表現は最低限に抑えられて至ってシンプルだが、機体サイズを考えるとこの程度で十分ではないだろうか?
 スジ彫りに塗料が乗るので、個体によっては若干の差異があるのは他のモデルと同様だ。
 主翼の結合部はやや大きめで少々目立つ方だ。

 全体のまとめとして、スケール唯一のDC-3としては非常に価値があるもののやはり全体のフォルムがACらしからぬ仕上がりで今ひとつの観は否めない。

 バリエーション展開も期待出来るので、この先が楽しみではあるが、願わくば、いずれモールドの改修が為されんことを期待すること大である。

2004/03/09 加筆改定
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