その5:DW渾身のスーパーコンステレーションを激しくチェックする! (2004.03.08)

 DWのWebサイトで最初にリリースが発表されてからおよそ半年、待ちに待った(?)アイテムがやっとリリースされた。
 DW初のレトロ・エアライナーとして選ばれたのはロッキード・スーパーコンステレーションL-1049G(スーパーG)だ。
 一番最初に公表された時のサンプル写真を見て、正直「これはチョットへんじゃないの?」と思っていたのだが、案の定と言うか、モデルの仕上がりチェックの厳しいルフトハンザからやはりダメを出されたらしく、今回リリースされたモデルはキッチリと不具合を直しての登場となった。
 スーパーGは元となったL-049からL-749を経てストレッチされた胴体と主翼端の増槽タンクが特徴的な機体だ。
 コンスレテーション独特の微妙な連続する曲線の胴体が恐らく最もこのモデルの難しかった点ではなかったかと思われるが、作り直した(?)だけあってこの点に関しては「よくやった」と褒めてあげたい。
 特にコクピットから背中に掛けてのラインが絶妙で、良くここまで出来たものだと思う。
 ややコクピット周りのサイズが小さく見えるが・・・。
 コンスレテーション・シリーズを特徴付ける3枚の垂直尾翼もそつなく仕上げられており、胴体部分の外見上は殆どケチの付け様がないと思う。
 主翼に4基あるエンジンとそのプロペラはやや省略気味で、プロペラのスケール感が少し変な気もするが、そこは残念。
 またこのプロペラはHWなどと異なり接着されているので回転はしない。
 うっかり指先で力を掛けると壊れてしまうので注意が必要だ。

 ノーズギアはスケール感が今ひとつだが、強度確保の問題もあり、こんなものかな?という感じだ。
 上面から見たフォルムもまあまあの仕上りだが、この写真でみると翼のパネルラインがやや煩いような気もするが、実際はそれ程でもない。
 ただサイズの割りにラインが多いので気になりはするのだが、この辺りは好き嫌いがあろう。
 但し右主翼中程上面にライナーからの切り離し跡のような部分があるのはいただけない。

 主翼の取り付けラインは他のジェット機と異なり、後縁に向かって末広がりなオーバーハングがある。
 主翼パーツ自体は一体で接着されているが、剥がれ易いので迂闊に力を掛けてはいけない。

 水平尾翼取り付け部分には僅かに隙間が出来るが、かなり苦心したパーツ割りゆえ、致し方ないか。
 さて次に問題点だが、このモデルはバランスが悪くそのままでは尻餅を付くということで、なんと地上姿勢用のつっかえ棒が付属している。
 置いた状態では主翼の下に隠れてしまうので、目立たないと言えばそうなのだが、ちょっと情け無い。

 またギアパーツが組み付けられない状態で付属しているが、これを取り付けるのが少々厄介で、何故か最初から取り付けられているギアカバー・パーツを一旦取り外して組み立ててやらなければならない。
 しかしノーズギアのカバーが非常に硬くちょっとやそっとでは外れないのだ!
 ツメを立てたりするとパーツに直ぐキズが付くので、爪楊枝を削ったてこ棒を作りこじ開ける仕儀となった。
 中には接着されているかのように外れない個体もあり、なんとか改善を望みたい。
 初挑戦のレトロ旅客機ということで、どうにも不慣れな部分が散見されるが、当初の酷いフォルムから改良されたことを思えばば頑張ったと言えるだろう。
 しかし不可解なパーツの組立て部分と、つっかえ棒が必要なバランスの悪さはいただけないが・・・。
 現状では殆ど入手不能なAC製以外では唯一の1/400Constellationなのでそれだけでも価値があるといえる。
 最近リリーステンポが極端に遅くなっているDWだが今後のラインナップに期待したい。
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